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子どもたちを放射線被害から守る対策についての要望書




本日10月26日、戸田の教育を考える会として戸田市長宛に要望書を提出いたします。
午後4時半、市役所ロビーにて待ち合わせの後届ける提出いたします。

                  戸田の教育を考える会 代表 山田未来穂

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子どもたちを放射線被害から守る対策についての要望書

戸田市長 神保 国男 様

東日本大震災から半年以上が過ぎました。それに伴って起きたこの度の福島第一原子力発電所の事故は今なお終息の目処が立っておらず、時間の経過とともに私たち戸田市に暮らす市民と子どもたちを取り巻く環境への影響と危険性が報道を通じ次々と明らかとなり、目に見えない放射能への不安は日に日に増大しております。このような状況を踏まえ、近隣の市区町村におきましては、とりわけ子どもたちの生活環境における放射能への細やかな対策が為され始めており、私たち戸田市においても多くの子どもたちが安心して暮らせる町を実現していただきたく、以下の通り要望いたします。速やかな実現にむけて、ご尽力いただけますよう心よりお願い申しあげます。



1 【給食】保育園、小学校、中学校等、子どもたちが利用するあらゆる施設の給食に使われる全食材(水を含む)について、現在の月1回、野菜3品目、検出限界値20ベクレル/kgの検査を改め、検出限界値10ベクレル/kg検査の採用、全食材の産地の公表および放射線量の継続的な測定、汚染の可能性がある食材の使用の停止、速やかな測定結果の公表、および弁当持参が可能である旨の保護者宛文書の配布をおこなうこと

2 【放射線量】保育園、小学校、中学校等、子どもたちが利用するあらゆる施設(校外学習、課外授業等に使用する施設。地域を含む)への線量計の配布、当該敷地内及び周辺環境における放射線量の1日1回の測定及び測定結果の公表と保護者への通知、市内ホットスポットの有無の調査と汚染個所の除染を総合的に実施すること

3 【研修】保護者の不安に対応するために必要な放射能についての知識、危険性、情報等、子どもたちの健康と生命を守るために必要な事柄について継続的な研修を全教職員に対して義務づけること

4 【放射能対策室の設置】 市民の問い合わせにきめ細やかに対応し、放射能の測定、除染等について迅速に対応できるよう、放射能対策室等の専門部署を設置し、窓口の一本化を図ること
以上

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